たった一人の「いいね」があれば、
本当は、いいのかもしれない。
名古屋本社 営業管理部 管理課 | 2023年
YUMI.I
現在はどのような業務に携わっていますか?
入社直後は先輩のサポートが中心でしたが、ここ最近は自分が中心となって進めるプロジェクトも任されるように。
初めてのときは、「私にできるかな」と不安もありましたが、責任ある仕事をこなしている業務職の先輩たちを見て、「挑戦してみよう」と、思い切って仕事の幅を広げています。仕事の裁量権が大きくなるほど、関わる人の数も増え、さまざまな深い知識を持った方々との協働も多くなるので、大変ですが刺激的です。入社当初はエネルギー関連の知識はほとんどゼロだったのですが、日々、勉強をしながら知識をつけていくうちに、この仕事がどんどんおもしろくなってきています。
今まで大変だったことはありますか?
10月末までに現地の通関に完成品が到着しなければならないので、それに合わせて、工場で8月末に部品の切替をするという連絡を受けました。しかし、ふと気になって船便を調べてみると、その地域への便は月1本。しかも到着までに40日もかかるため、そのスケジュールでは間に合わないことがわかったのです。すぐに工場に足を運び、状況を説明。仕入先には切替の前倒しを、生産管理には生産計画の変更をお願いしました。
調整が1日でも遅れていたら、もし、気づかなかったら、1500枚ほどの太陽光発電パネルが通関をパスできない大トラブルに発展していたかもしれません。「ありがとう。助かったよ」。現場の方にそう言われたときは、とても嬉しかった。無我夢中で走りまわった数日間。ほっと胸をなでおろすと同時に、大きな達成感を味わうことができました。
これからの目標はありますか?
自分の目で見て、確かめる。わからないことは素直に聞いて、ときには懐に飛び込む。それをまっすぐこつこつ繰り返して、少しずつ信頼関係を築くことができたと思います。無理なお願いも快く引き受けてくれる人たちに、もっと信頼してもらえるようにがんばりたい。そんな、プラスの循環が私の中に生まれています。
学生の頃は、それほどクルマ好きではなかったんです。それが、今では自分が携わった製品のCMが流れたり、街を歩いている時に自社の製品が住宅の屋根で使われたりしているのを見ると、気持ちが盛り上がります。
街でもついつい日本住宅総合開発の自社パネルを探したりして。エンジニアじゃなくても、製品づくりに参加している。
そんな誇りを持てるようになりました。中でも、積雪地域向け次世代型太陽電池「α‐1」はずっと担当しているので、「α‐1のことなら、彼女に聞けばいいよ」と言ってもらえるような存在に成長していきたい。それが、今の私の目標です。